北海道富良野市、ワーケーション時の旅費を助成する制度の受付開始、幼稚園への短期入園の支援など

北海道富良野市は2025年4月、令和7年度(2025年度)のワーケーション助成制度「ワーケーション展開費用助成金」の受付を開始した。市外の企業社員やフリーランスが同市内でワーケーションをおこなう際に、旅費などの一部を助成するもの。実施期間は2026年3月までだが、予算に達すると終了する。同市は「第2のふるさとづくり」「ローカルビジネス」「移住・二地域居住」に資する取り組みを推進している。

具体的には、子育て世代向けワーケーション・移住体験として賃貸住宅等に2週間以上滞在した場合の家賃(宿泊費)、レンタカー代、保育料(1名分)、体験教育費(1名分)を助成。子どもの幼稚園などへの短期入園もサポートする。

また、移住者向けワーケーション、移住体験、市内で農作業体験として従事しながら自らの仕事もおこなうワーケーション、ローカルベンチャー検討、人材育成・チーム合宿ワーケーションも支援する。助成内容は事業によって異なるが、一定期間富良野市内に滞在し、情報交換・交流会などへの参加、SNSによる情報発信などが必要となる。

富良野のCafe Lounge "EVELSA"(カフェラウンジ エベルサ)でのリモートワークの様子:報道資料より

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