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国土交通省は、2015年お盆期間(8月6日から16日までの11日間)の交通状況について速報値を発表した。それによると、期間中の高速道路の交通量は前年比3%増の1日4万8400台(昨年の比較対象は8月7日から17日までの11日間)。
全体傾向としては昨年とほぼ同様だったものの、天候に恵まれたことにより渋滞回数や交通量は増加。10キロ以上の渋滞発生は前年比6回増の443回、30キロ以上の渋滞は前年比1回増の28回だった。
NEXCO3社(東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路)による平均断面交通量の推移と渋滞の推移は以下のとおり。
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なお、3月1日に全線開通となった常磐自動車道が東北自動車道とのダブルルート化に寄与したことが確認された。
また、6月7日に開通した圏央道(首都圏中央連絡自動車道)神崎IC~大栄JCT間区間の交通量は1万600台となった。広域ルートが作られたことによりすでに開通していた圏央道区間の交通量が増加したことも確認されたとしている。
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