KNT-CT、団体旅行が好調、クラツーは国内・海外ともマイナスに　－2015年8月

KNT-CTホールディングスの2015年8月の取扱実績は、国内旅行が前年比0.2％増の344億9587万円と前年並みを維持したが、海外旅行が17.2％減の148億8332万円と2ケタ減、外国人旅行は47.4％増の14億4382万円となり、総取扱額は4.8％減の514億9952万円となった。

今月は団体旅行が国内、海外ともプラス推移で好調。国内は学生団体が4.3％減の23億125万円と前年割れとなったものの、一般団体が9.4％増の22億224万円となり、国内団体旅行合計で1.9％増の45億1482万円。海外は学生団体が8.9％増の27億2792万円、一般団体が3.9％増の15億2900万円となり、海外団体旅行合計で7.1％増の42億8692万円となった。団体旅行は、国内で複数の企業系コンベンションを、海外で大型の招待旅行やSIT、大型語学研修の取扱いが好業績の要因だという。

企画旅行は、国内のメイトが2.7％減の13億2948万円、海外のホリデイも16.9％減の28億9756万円と不振が続く。クラブツーリズムも国内が2.1％減の114億2759万円、海外はシルバーウィークへのシフトや前年のチャータークルーズのシフトで31.1％減の36億101万円と大きく減少した。国内の個人旅行は12.7％増の52億5563万円と2ケタ増となった。