三井住友カードが2015年9月からビザ・ワールドワイド・ジャパンと旅行会社アイエシイ・トラベルと連携でVISAコーポレートカードを利用する企業向けの出張経費管理システム「セントラル・トラベル・アカウント(CTA)」に航空券データを還元するサービスを開始した。
CTAは、全社の出張データを統合管理するシステム。今回の新機能により、IACEトラベルに登録された航空券情報(搭乗者、搭乗日、金額、区間など)とクレジットカード決済情報のマッチングを行い、定期的にCTAに取りこむことができるようになる。また、社員番号やプロジェクトコードといった付属データも一元管理できるようになるため、出張経費管理の効率化・適正化に役立つもの。
たとえば、航空券を発注するたびにクレジットカード番号を登録するといった手続きも不要になるほか、購入代金は企業への一括払いとなるため、従業員への仮払いや個人の交通費精算といった手続きも簡便化されるという。