旅行会社や宿泊施設向けにシステム提供を行うRateGain(レイトゲイン)社が、2015年11月1日、大阪に日本オフィスを開設した。
OTA(オンライン・トラベル・エージェント)をはじめ、東アジア地区の旅行関連企業からのニーズの高まりを受け、日本での営業強化を目的に開設するもの。※画像は同社ウェブサイトより
同社は2004年にインドで創設された企業。これまで、アメリカやイギリス、スペイン、中東、東南アジア、南アフリカ地区などですでに5500社以上の企業との取引があるという。
同社が手掛けるシステムは、宿泊施設や航空会社、レンタカー会社、OTA事業者に特化したものが中心。たとえば、自他ホテルの販売状況や、レビューや口コミ情報、自施設の稼働率などのデータをもとにして、最適な販売価格を算出するシステム「RevGain」のほか、複数のオンライン予約サイトでの実売料金をチェックするためのレポート機能など、多数の商品を提供している。
今後は日本オフィスを拠点として、おもに国内宿泊施設向けに商品の販売強化を促進する方針。各社のレベニューマネジメントや販売チャネル拡大に役立つソリューションを積極展開を行うと同時に、さらなるマーケット拡大を継続していく考えだ。