スカンジナビア航空(SAS)は2015年11月13日に成田空港から、最新の客室デザインを導入したエアバスA340の日本初就航をおこなった。
客室デザインの刷新は、長距離路線の全クラスのシート、内装、機内エンターテインメントシステムなどを対象に実施されたもの。同時に、Wifiサービスの開始(エコノミークラス「SAS Go」は有料、それ以外は無料)、電源やUSBポートの設置なども実現された。
例えばビジネスクラス「SAS Business」では、シートが全席通路側となる配列「スタッガード型」に対応、スウェーデンのベッドメーカー「ヘステンス」社製のフルフラットシートを採用ほか、タッチパネル式大型スクリーンでのエンターテインメントサービスや、マッサージ機能も提供する。
プレミアムエコノミークラス「SAS Plus」でもフットレストやレッグレストが提供されるほか、羽毛布団などワンランク上の設備を提供。エコノミークラス「SAS Go」でも、リクライニング時に後部座席を気にしないで済むシートデザインとなっているほか、位置の調節が可能なヘッドレストを設置した。
なお、同社では新しい客室デザインを紹介する動画も公開中だ。また、グーグルストリートビュー機能を通じて各クラスの客室や設備をバーチャル体験できるようになっている。