JALの2015年10月の国際線旅客数は、前年比4.9%増の68万4283人となった。有効座席キロ(ASK)は同0.9%増、有償旅客キロ(RPK)は同8.3%増で、利用率は81.1%。2015年6月から5か月連続で8割以上を維持している。
方面別では、東南アジア線が同12.8%増の27万1261人と引き続き好調。オセアニア線(同10.3%増の1万3674人)も2ケタの伸びとなったほか、太平洋線(同9.4%増の18万1846人)、欧州線(同5.6%増の5万9432人)、グアム線(同2.5%増の1万3160人)も前月に続き前年増となった。利用率は全方面のうちグアム線(88.6%)が最も高い数字となっている。
一方、中国線は同7.2%減の9万3414人と減少。韓国線は、引き続きASKを同21.4%減と大幅に絞ったが、RPKも同17.5%減とマイナス遷移を記録、旅客数は同19.1%減の5万1073人と苦戦が続いている。
国内線の旅客数は同5.5%増の295万4715人。ASKの同2.0%増に対し、RPKは同5.4%増、利用率は74.0%となっている。