マクロミルによる「年末年始の過ごし方に関する調査」で、冬のボーナスの「支給あり(予定含む)」が41.8%で前年と同水準。支給額が「増えた」人は22%で7ポイント減となった。
また、年末年始に出費を伴う外出予定が「ない」と回答した人は55%となり、前年(52%)よりも3ポイント減。ただし、外出時の予算は前年よりも1万5631円多い5万3636円。ボーナス受給者や支給額の拡大がみられないなか、好調な消費意向もうかがえる結果となった。
冬のボーナスの使い道は、1位が「預貯金」(48.7%)、2位「生活費の補てん」(23.1%)、3位「ローンの返済」(21.8%)で3年連続の同順位。続いて、今年は4位に「国内旅行」(13.%)が登場。「国内旅行」は2013年の調査では5位、2014年はトップ5以下だったことから、生活費や貯蓄への補てんなど堅実な使い道が上位を占めるなか、旅行用途が急増した様子がうかがえる。ボーナスの使い道トップ5の直近3年間遷移は以下のとおり。
なお、年末年始の出費を伴う外出先(帰省以外)の1位は「外食」(24.6%)、2位は「デパート・ショッピングセンター」(20.7%)。次いで、3位「国内旅行」(10.3%)、4位「宿泊を伴わない小旅行」(4.9%)、6位「海外旅行」(1.6%)。国内旅行と海外旅行は前年より微増、「宿泊を伴わない小旅行」は1ポイント減となっている。
この調査は、2011年から毎年実施しているもの。調査期間は2015年12月3日から4日まで。対象は全国の20歳から29歳までの男女。サンプル数は2000。
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