関西国際空港、2015年国際線旅客数が過去最高1625万人に、外国人旅客数が初の1000万人超

新関西国際空港は、2015年1月~12月の年間運営概況(速報値)を発表した。それによると、関西国際空港の国際線旅客数は前年比24%増の1625万人で過去最高となった。

そのうち日本人旅客は同6%減の607万人と3年連続で低下したものの、外国人旅客数は59%増の1001万人を記録。開港以来初めて暦年で1000万人超えを達成し、同時に日本人旅客数も初めて上回った。国内線旅客数は前年比11%増の696万人となり4年連続で前年比増を記録した。

関西国際空港の旅客数の遷移は以下のとおり。

新関西国際空港:報道発表より

国際線の発着回数は、前年比20%増の11万2019回で過去最高を記録。国内線の発着回数は前年比6%増の5万1487回となった。中国などアジアを中心とした国際線で増便が相次いだことに伴い、訪日旅客の爆発的に増加。総発着回数は16万3506回と初の16万回超えとなった。

伊丹空港の国内線旅客数は1454万人で前年比プラスマイナス0%とほぼ横ばい。発着数も前年並みの13万9434回だった。



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