国際民間航空機関(ICAO)は2016年2月22日、航空安全に関する新たな方針として、乗客が持ち込むリチウムイオン電池の安全性に言及。2016年4月1日より、リチウムイオン電池を貨物として運搬することを禁止すると発表した。
ただし、乗客やクルーが手荷物として持ち込むリチウムイオン電池は対象外。これまでどおりスマートフォンやPCなどは持ち込み可能とされている。
これまでもリチウムイオン電池の発火の危険については、パイロットや航空機メーカーなどから懸念の声があげられていた。今回の規定は、電池の包装性能基準が改訂される2018年まで継続する見通し。