サービス連合は2016年4月1日、2016年春季生活闘争(春闘)の第二回中間報告をおこなった。3月31日の時点で要求書を提出しているのは全体の75%にあたる111組合。実質的賃金改善を求める組合は89組合、最低保障賃金の要求は63組合、一時金の要求は 101 組合となっている。
すでに合意に至ったのは56組合で、30組合が実質的な賃金改善で合意し、そのうち17組合が満額回答を得た。一時金に関しては、24組合が合意、そのうち6組合が満額回答を得た。要求数、合意数ともに昨年と比較すると増加しているという。
また、労働時間短縮に関する要求では、年間所定内労働時間の短縮、年間休日数の拡大、年次有給休暇の計画的付与制度、連続休暇制度の導入、子の看護のための休暇制度の拡充などについて、回答を引き出している。