九州内の旅館ホテル組合加盟の宿泊施設で、空室のある施設への無料宿泊支援の取り組みが動き出した。
第1弾として佐賀県旅館ホテル環境衛生同業者組合は4月23日より、熊本県の被災者に向け、無料・3食付で避難受け入れを開始した。同組合によると、25日正午の段階で、累計で約460名・100室を超える客室で受入れが進んでいる。登録は1週間単位で、ゴールデンウィーク期間の空室は多くはないものの、問い合わせに対して大広間などで対応する旅館もあるという。
なお、今回の支援は災害救助法の適用となり、熊本県の被災者のみの受け入れに限定。宿泊費用は公費負担となる。希望者は、保険証・運転免許証などの身分証明書で被災地の住民である確認が必要になる。