オンライン宿泊予約サイト「ホテルズドットコム(Hotels.com)」はこのほど、世界の5つ星ホテルに日本人が支払った宿泊料金を調査した。それによると、料金が最も高額だった都市はロサンゼルスの平均7万9579円。次いでホノルルの7万4281円、ニューヨークの6万107円。トップ10内に米国6都市がランクインしたほか、東京が6万814円で7位となった。
一方、宿泊料金が最も低いのはクアラルンプール(マレーシア)の1万6425円。2位はシェムリアップ(カンボジア)の1万6795円、3位はホーチミン(ベトナム)の1万8147円。低価格帯はアジア圏が中心で、最低額のクアラルンプールは最高額のロサンゼルスのでは6万円以上の差が開いた。
日本人が支払った5つ星ホテルの宿泊料金が高い10都市は以下のとおり。
日本人が支払った5つ星ホテルの宿泊料金が低い10都市は以下のとおり。
なお、2014年と2015年のラグジュアリーホテルの料金を比較すると、イスタンブール(トルコ)やプーケット(タイ)、釜山(韓国)などで価格が低下。これには円の大幅な下落などの影響。同社ではこの傾向は2016年も継続するとみている。
この調査は、同社による世界主要都市におけるホテル料金の定期調査「Hotel Price Index」の結果にもとづいて集計されたもの。