米ニューヨークに新名所、港に浮かぶ島に巨大パーク、自由の女神を望む絶景ポイントに

2016年7月22日、米・ニューヨーク港に浮かぶ島「バナーズ・アイランド」で、4つの人工の丘をもつパーク「ザ・ヒルズ」がオープンする。

ここはマンハッタンからフェリーで5分の場所にある島で、面積は70万平方メートルにおよぶ。かつては沿岸警備隊が利用していたが、2003年からニューヨーク市の管理下で開発を実施。夏季限定で開放される公園として人気を集め、昨年は4か月で45万人が訪れるほどの観光地に至った経緯がある。

開発された人工的な丘は、スロープ状の草原からなる「グラッシー・ヒル」、長さ12メートルの滑り台がある「スライド・ヒル」、イギリスの現代彫刻家レイチェル・リード氏の作品をフィーチャーした高さ12メートルの丘「ディスカバリー・ヒル」、高さ20メートルにある「アウトルック・ヒル」の4つ。アウトルック・ヒル頂上は、マンハッタンやブルックリン、自由の女神が眺望できる絶景ポイントになっている。

なお、ニューヨーク市観光局では6月中旬以降、「ザ・ヒルズ」オープンにあたり、エンターテインメント業界や飲食業界などさまざまな分野と連携したプロモーションを多数展開する。音楽イベントやLGBTパレード、レストランでのディナー割引、ブロードウェイのミュージカルの割引などが市内各地で予定されている。イベントの予定は以下、ニューヨーク市観光局のウェブサイト「NYC オフィシャルガイド」まで。

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