ヤマハは京都府下鴨警察署と連携し、2016年8月16日に京都で行われる「五山送り火」当日、スマホアプリ「おもてなしガイド」を通じた雑踏警備に取り組む。
具体的には、交差点で警備を行う警察官(いわゆるDJポリス)のアナウンス内容を8言語の文字情報としてアプリで配信。外国人や聴覚障がい者にも伝わるようにする。
今回の取り組みが実施されるのは、京都市左京区の賀茂大橋東詰交差点。アプリ配信に対応する言語は、日本語、英語、中国語(簡・繁)、韓国語、タイ語、フランス語、スペイン語。DJポリスのアナウンス内容に連動して、マナー順守や混雑緩和に関する情報を「おもてなしガイド」アプリで提供する計画だ。
「おもてなしガイド」の画面イメージは以下のとおり。
関連記事:
- ヤマハ、成田・関西空港で音声アナウンスをリアルタイムで文字化、「おもてなしガイド」で実証実験
- バス車内のアナウンスをアプリで多言語化、「音のユニバーサルデザイン化」で実証実験 ―東急バスとヤマハ
- 耳の不自由な訪日旅行者にも対応する「おもてなしガイド」アプリ、スマホの課題解消へ -イオンとヤマハ