SNS投稿が高頻度な女性6割が「SNSから商品購入」を経験、ポイントは「共感」 -トレンダーズ

トレンダーズが発表した「女性のSNS利用と消費行動に関する調査」で、ツイッターやフェイスブック、インスタグラムといった情報拡散型SNSでほぼ毎日、または週に何度か投稿している女性(インフルエンサー型)の63.2%が「SNSから商品購入をしたことがある」と回答。「内容に共感した投稿」(54.4%)や「画像がきれいな投稿」(49.6%)が主なきっかけとなっていることが分かった。

今回の調査は、10代から40代までの女性829名を対象に実施したもの。週に数回以上の頻度でSNS投稿をおこなっている人のタイプを「インフルエンサー型」、月に数度以下の頻度の人を「フォロワー型」として分類している。

一方、SNSでの投稿頻度が「月に数度」、または「一度も投稿したことがない」フォロワー型の女性でも46.1%がSNSからの商品購入を経験。決め手となった要因の最多も「内容に共感した投稿」(45.9%)で頻繁にSNSを利用すると同じだが、次いで決め手となるのは「商品の体験談が書かれた投稿」(36.9%)。「共感」が決め手になる点ではインフルエンサー型もフォロワー型も共通であると同時に、SNS利用頻度が高い女性にとっては「きれいな画像」がより購入動機につながりやすいことがわかった。

SNSの利用頻度別・商品を「欲しい」と思う決め手は以下のとおり。

トレンダーズ:報道資料より

また、知らないことを調べるための検索に利用するツールは「Google」(インフルエンサー型77.7%、フォロワー型80.4%)、「Yahoo!」(インフルエンサー型68.5%、フォロワー型62.0%)が圧倒的に多い結果に。SNSを通じて調べる割合は2割以下にとどまった。

一方、トレンドを知りたいときの検索では、インフルエンサー型とフォロワー型で傾向が異なることも判明。インフルエンサー型では「Google」(37.0%)、「Yahoo!」(36.0%)、「ツイッター」(33.5%)、「インスタグラム」(33.9%)がほぼ同割合となり、検索エンジンと併用して「ツイッター」「インスタグラム」といったSNSが活用されている傾向がみられた。

トレンダーズ:報道資料より

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