日本航空(JL)の2016年7月の国際線輸送実績によると、旅客数は前年比0.9%減の72万8803人、有効座席キロ(ASK)は0.6%増、有償旅客キロ(RPK)は0.4%減で、利用率は前年より0.8ポイント低下の81.4%となった。
旅客数を方面別で見ると、前年を上回ったのは太平洋線(6.5%増の1万2904人)と中国線(9.5%増の13万6400人)。特に中国線はASKの伸び率7.4%増に対し、RPKが8.0%増と上回り、利用率も0.5ポイント増の84.1%と上昇した。
その他の方面は旅客数が前年を下回る結果に。特にオセアニア線は11.8%減の1万1199人で、前月に続き2ケタ減となった。
国内線は、旅客数が1.7%増の270万9768人、ASKが0.9%減、RPKが0.6%増で、利用率は66.7%だった。