JALグループは、2016年度の路線便数計画の一部変更を発表した。国際線では成田/ホノルル線、バンコク線で期間増便を実施。旺盛な需要に対応するためで、それぞれ週7便を追加。成田/ホノルル線は10月30日~2017年3月25日の対象期間中、21便から週28便に、成田/バンコク線は12月23日~2017年3月25日まで週7便から週14便とする。増便分の機材やスケジュールは以下の通り。
さらにハワイ線では羽田、関西、中部/ホノルル線で年末年始(12月28日~2017年1月8日)の期間中、SKY SUITE仕様のボーイングB777-300ER型機を使用し、ファーストクラスを設定。SKY SUITE仕様への改修を進めているB777-200ER型機も順次展開する。2017年4月中旬以降には成田/ホノルル線にも投入する予定で、ハワイ方面では便数とサービス面の両面から強化している。
このほかSKY SUITE仕様に改修するB777-200ER型機は、現行の羽田/バンコク線、シンガポール線、上述のホノルル線に加えて、羽田/香港線にも順次展開。また、成田/デリー線を2017年1月以降に大型化するほか、2017年1月~3月の期間は成田/ジャカルタ線にプレミアムエコノミークラスを設定する。
一方、成田/モスクワ線は10月30日~2017年3月25日まで、週5便から週3便に減便する。
なお、羽田空港の昼間発着枠の配分を受け、冬期スケジュールから羽田/サンフランシスコ線、ホノルル線のスケジュールを変更する。
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