ANAグループは2016年下期スケジュールから、航空輸送事業計画を一部変更する。国際線ではすでに公表した、羽田昼間時間帯の発着枠の配分を受けたニューヨーク線、シカゴ線の新規就航や、羽田/クアラルンプール線の開設、成田/ホーチミンシティ線の増便に加え、羽田/香港線の増便と機材変更を発表。羽田/香港線では10月30日から週1便増便し、週10便で運航する。
また現在、北米や欧州、オセアニア路線の全便で運航するフルフラットシートのビジネスクラスとプレミアムエコノミーを搭載した機材を、アジア路線でも拡大。新たに、成田/デリー線、羽田/バンコク線にも搭載し、2017年1月末までに現行の5路線6便から7路線10便にまで拡大する。また、羽田/ホノルル線でも、フルフラットシートのビジネスクラスとプレミアムエコノミーを搭載した機材を使用する。
一方、羽田/ニューヨーク線、シカゴ線の開設にあわせ、成田/ニューヨーク線、シカゴ線はそれぞれ週14便から週7便に減便。また、成田/成都線も週7便から週4便に減便する。
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