ウィラー、台湾の大手高速バス会社と連携、日本と台湾に相互送客できるツアーを共同開発へ

ウィラーグループはこのほど、台湾の高速バス事業会社大手・國光汽車客(国光客運)との連携を開始した。日本と台湾の旅行者に向け、両社の高速バス事業によるノウハウを活用。今後、協働で商品開発をおこなうもの。

取り組み第一弾として、台湾を訪問する日本人向けサービスを提供開始。10月以降には、台湾からの訪日旅行者向けサービスも開発していく計画だ。

日本人向けサービスとしては、ウィラーサイトで台湾での高速バスツアーや高速バスの乗り放題パス、桃園空港から台北、台中への移動に使える空港バスを販売。そのほか、現地滞在中の細かなサービスが盛り込まれている。

たとえば現地到着後は桃園空港または台北バスターミナルの國光客運カウンターでチケット交換ができるほか、現地でも日本語対応が可能なカスタマーサポートセンターを利用可能。バスの車内アナウンスも日本語でおこなう。観光案内や地図を日本語で紹介する「旅のしおり」や、バスの降車場所を事前に乗務員に渡すことで不安を解消する仕組みも設定した。

今回の取り組みを通じ、ウィラーグループは「現地の交通がわからない」「言葉がわからない」ことで戸惑う旅行者をサポート。高速バスを使った安心・便利な海外ローカルツアーを提供していく考え。

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