外務省は2016年9月18日、米国17日夜にニューヨーク市で発生した爆発事件に関する注意喚起を発出した。米国への渡航者と滞在者はテロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新情報の入手に努めると同時に、繁華街や観光施設、公共交通機関、イベント館会場、軍・警察・政府関連施設を訪れる際には十分に注意してほしいと促している。
爆発現場はニューヨーク市の繁華街であるマンハッタン区23丁目6番街と7番街の間(チェルシー地区)。負傷者は少なくても29名とされ、現在警察当局が捜査中。犯行声明などは確認されていないものの、ニューヨーク市では9月13日から26日までの予定で国連総会がおこなわれており、犯人が同期間を狙った可能性も否定できないとされている。同市周辺で別の爆発物が発見されたとの情報もある。
また、同日午前にはニュージャージー州シーサイドパークでもパイプ爆弾が爆発する事件が発生。ここでは当日マラソンレースが開催される予定だった。これらの事件の関連性についても警察当局による捜査が進められている。
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