ジョルダンはこのほど、法人向け乗換案内サービス「乗換案内Biz」をATR Creative社の地図情報システムと連携し、新たに訪日外国人向け観光案内サービスを提供開始した。
ATR Creative社が提供するのは、イラスト地図上にGPSによる位置情報表示をおこなう機能。デジタル地図と同様に使用することができるのが特徴で、これまで自治体向け観光案内サービスなどに活用されていた。
ジョルダンの「乗換案内Biz」と連携することで、今後はイラスト地図上に徒歩経路だけでなく、鉄道、バスといった交通機関を利用した案内表示も実現。連携サービス第一弾として、2016年3月より「瀬戸内国際芸術祭2016」のスマートフォンアプリに提供中。ここでは出発地から瀬戸内海の島々に配置された作品までのルートを鉄道・フェリー・バス・徒歩で案内。日本語と英語の2か国語対応で提供している。
以下は、「GPSによる現在地表示付き絵地図」の事例イメージ。イラストや過去の市街地図上の現在地が表示できる。
「瀬戸内国際芸術祭2016」スマホ向け公式アプリでの表示イメージは以下のとおり。