大分県別府市はこのほど、同市の新たなビジョンとして"遊べる温泉都市"構想を策定した。取り組み第一弾として、温泉に入りながら楽しめるアミューズメント施設「湯~園地(ゆ~えんち)」計画を発表、11月21日にその「公約ムービー」を公開し、24日には再生100万回を達成した。動画では、市長が「公約ムービー」の再生回数が100万回を達成したあかつきには、動画上にあるようなアミューズメント施設を実際に開設することを約束。達成後には、速やかに詳細計画を策定し、市長直轄のタスクフォースを結成する予定としていた。
その動画が以下だ。
100万再生で本当にやります!別府市・湯~園地計画!(Youtube:約2分半)
別府市が掲げる「遊べる温泉都市」構想とは、世界一の温泉湧出量を誇る別府温泉郷を拠点に、新たな楽しみ方を開発・提案するもの。「湯~園地」では温泉につかりながらジェットコースターに乗ったり、家族風呂のような観覧車、路上での温泉を使ったアトラクション実施などを計画。その施設のイメージを「公約ムービー」にまとめた。ムービー制作時には別府市長・長野恭紘氏をはじめ市民によるエキストラ150名以上が参加。同市が一丸となって進めたという。
この動画の再生回数は、公開直後の21日時点では数千程度だった。その後、22日頃から大きく数字を伸ばし、23日時点では68万回を超え、24日には100万回超に。別府市では、「100万再生達成を受けて、別府市では計画詳細の策定を進める運びとなりました。実施計画の詳細等協議の上、改めて発表させて頂く予定ですので、いましばらくお待ちいただけますと幸いです」とのコメントを発表した。今後の別府市の新アミューズメント施設の計画に注目が集まる。
なお、別府市長は、今回の感謝の言葉として「Thank“湯〜”レター」を公開した。