「忍者ツーリズム」プロジェクト発足、忍者由来の各地が連携、周遊ツアーや忍術教育機関などを企画 ―日本忍者協議会

日本忍者協議会は2017年2月22日(ニンニンニン、忍者の日)、「忍者」をテーマに日本の魅力を国内外に発信し、旅行・観光につなげる忍者ツーリズムプロジェクト「NINJA NIPPON PROJECT」を開始した。

プロジェクトでは、2018年の開業を目指して「忍者ミュージアム」建設計画に着手するほか、国内の忍者ゆかりの地が一覧できるような情報を発信し、各地と連携して観光旅行も紹介する。旅行商品としては、複数の忍者関連地域と併せて温泉などを楽しめる「周遊型」と、一か所に滞在して忍者を深く追求する「滞在型」を用意。滞在型では三重県伊賀市での4泊5日コースなどを予定しているという。

また、各地に受け継がれている忍者にまつわる技能などを集約し、忍者にふさわしい人材を育成する教育機関「忍者アカデミー」も設立する予定。特別顧問には、甲賀流忍術の継承者で「ラストニンジャ」として知られる川上仁一氏が就任。さまざまなステップを経て最終審査に合格すると同アカデミーから「リアルニンジャ」の称号が与えられる。

ほかにも、公式商品「NINJA SYURIKEN ORIGAMI」の発売、2017年7月公開予定の映画「忍びの国」の共同プロモーションも予定。忍者ビジネスをおこなう企業を対象とする公認制度も開始する予定で、現時点では、東武トップツアーズ、ロート製薬など4社が取り組む予定だ。

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