独立系ホテルで利用できるポイントカード「Aカード」を運営するAカードホテルシステムはこのほど、出張が高頻度なビジネスマンの実態について調査した。それによると、ホテルの宿泊予約のタイミングは、「一週間前」が45%で最多。次いで「2~3日前」(21%)、「一カ月以上前」(12%)の順。「当日・前日」は2%だった。直近4年間の推移では、前日や当日、2~3日前の直前予約比率が減少傾向にあり、一週間以上前からの先行予約が微増傾向となっている。
予約タイミングによるホテル利用者の分布の推移は以下のとおり。
また、予約経路は「自分でネットで予約する」(79%)が圧倒的に多く、「自分でホテルに直接電話をかけて予約する」(13%)、「他の人(上司、アシスタントなど)が予約してくれる」(4%)は少数派に。
ネット予約を行う機器はパソコンが55%と過半数以上となったのに対し、スマートフォン(iPhone)は15%、スマートフォン(アンドロイド)は14%。利用するサイトは楽天やじゃらんなどの予約サイトが40%、対象ホテルの公式ホームページが32%だった。
なお、出張時の平均予算は東京・大阪など大都市で8716円。地方都市で8150円だった。
この調査の対象は、Aカード会員3241名。年代は30代から50代。実施期間は2017年1月6日から12日まで。性別では男性の割合が全体の93.9%。年間平均宿泊数は38泊。