サンケイリビング新聞社はこのほど、国内8地域の働く女性を対象に生活や消費意識に関する調査を実施した。それによると、「今お金をかけたいこと(複数回答)」の全国平均1位は国内旅行(37.7%)。次いで海外旅行(33.5%)、ファッション(32.9%)、健康維持(26.5%)と続いた。
また、一年間の国内旅行回数を全体平均でみると、2~3回が43.8%で最多、2位が1回(28.4%)、3位が4~5回(11.8%)。海外旅行では「1回以上行く」との回答が40.2%を占めた。
貯蓄額は、全国平均で599.5万円。自由に使えるお金は5.8万円。直近1ヵ月の支出内訳は、レジャー・旅行が2万818円、外食が1万5062円、洋服・アクセサリーが1万7139円、コスメ・美容が8608円、通信費が8910円、スキルアップ・習い事が4514円だった。
なお、同調査では大阪・神戸の傾向として、ファッションや美容など「女性消費」に意欲が高いと分析。お金をかけたいことの全国平均1位は「国内旅行」だったが、大阪・神戸は「ファッション」が1位。また、1ヵ月の洋服アクセサリー費とコスメ・美容日は8エリア中トップだったという。
この調査は、同社の女性向け情報誌「シティリビング」の読者アンケートに基づくもの。国内8地域(札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪・神戸、福岡)の回答者3168名のうち、大阪と神戸の回答者は786名。年齢は20代から50代まで。調査期間は2016年11月23日から12月30日まで。