結婚式場運営のBrilliaが破産、関連会社あわせ負債額約100億円 -東京商工リサーチ

東京商工リサーチによると、「ブリリアント」ブランドの結婚式場を経営するBrilliaが2017年3月8日に東京地裁に破産申請し、同日に破産開始決定を受けた。負債額は約50億円。関連会社3社(以下に記載)も同時に破産開始決定を受けており、4社合計の負債額見込みは約100億円。

Brilliaは他社が経営していた兵庫県芦屋市内の結婚式場の運営を引き継ぐ形で設立し、その後、東京、名古屋、栃木などでも運営。関連会社による運営も含めて、全国8か所で結婚式場運営を展開していた。

最先端の音響や照明によるショースタイルの演出で、近年は業績が拡大基調で推移。2016年8月期には過去最高となる約65億1600万円を売り上げた。2017年にも関西地区で新規開業を予定していたが、事業拡大に伴う設備投資で資金繰りが悪化。一部店舗運営を他社に譲渡し、今回の措置となった。

Brilliaと同時に破産開始決定を受けた関連会社は以下の通り。

  • 銀座プロジェクト
  • ティアラクチュール六本木
  • 関西プロジェクト

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