楽天トラベルは2017年3月1日から4月28日までの国内旅行予約実績にもとづく「2017年春の国内旅行動向」を発表した。それによると、人気急上昇ランキングトップは山形県(前年比37.3%増)。2位が栃木県(35.5%増)、3位が鹿児島県(35.3%増)。10位以内に東北から3県ランクされた。
1位の山形県は県内在住者の予約が半数以上を占め、春スキーやスノボが楽しめる山形市内、蔵王、かみのやま温泉エリアが前年比約1.4倍に増加。2位となった栃木は圏央道の茨城県区間の開通により、茨城県からの予約が急増。3位鹿児島県では、奄美大島・喜界島・徳之島エリアが約1.5倍、沖永良部島・与論島エリアが約2.6倍に。また、アニメの舞台となった茨城県大洗町への観光人気で予約が急増。茨城県のトップテン入りに寄与したという。
国内旅行は前年比16.3%増と好調。特に子供連れの予約が約1.2倍になったという。
2017年春の国内旅行先 人気上昇エリアは以下のとおり。
2017年春の国内旅行先 人気上昇エリアランキング 上位10
- 1位 山形県 +37.3%
- 2位 栃木県 +35.5%
- 3位 鹿児島県 +35.3%
- 4位 山口県 +34.6%
- 5位 香川県 +31.6%
- 6位 青森県 +30.3%
- 7位 新潟県 +28.3%
- 7位 岩手県 +28.3%
- 9位 島根県 +27.7%
- 10位 茨城県 +27.0%
この調査は、国内宿泊を対象に2名以上利用時の予約人泊数(予約人数×泊数)実績にもとづき集計したもの。調査日は2017年2月28日。