2017年3月27日に破産手続きを開始した「てるみくらぶ」が、同日、ウェブサイトの内容を刷新。同社代表の山田千賀子氏の名義による謝罪と今後のお知らせに変更した。
冒頭で「資金繰りの悪化により今後の営業の見通しが立たず、破産開始の申し立てを行いました」と説明したほか、同社の財産の管理処分に関する一切の権限が破産管財人に専属した旨を記載。
同社問い合わせ用連絡先を通知するとともに、「お客様及びお取引先の皆様には大変なご迷惑とご心配をお掛けすることとなり、弊社役員一同、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と陳謝の意を示している。
同時に、顧客に向けて「お客様に対するQ&A」ページを設け、(1)旅行ツアーについて、(2)旅行代金の返金について、(3)破産手続きについて質問と回答を記載。すでに支払いをおこなった顧客には「旅行代金をお支払いいただいたお客様へ」というページを設け、日本旅行業協会(JATA)による弁済制度とその申請手続きを解説。しかし、「今回、ご迷惑をおかけしましたお客様は多数にのぼり、旅行者の債権総額が協会の定める弁済限度額を超えてしまう見込みです。その場合、お預かりした旅行代金の全額の弁済ができなくなることにつきまして重ねてお詫び申し上げます」とする謝罪文も併記されている。
ホームページに掲載された「お知らせ」は以下のとおり。
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