日本版DMO(目的地型観光振興会社)である「くまもとDMC」がこのほど、"熊本の再発見"をテーマとするネットメディア「おるとくまもと」を公開した。専用スタッフが厳選した信頼性のある記事を扱うキュレーションメディアとして運営。地元の人ならではの視線で魅力的な観光情報やグルメ、土産もの、物産品などの情報を国内外に発信していく。
また、2017年夏には「おるとくまもと未来大学(仮称)」を開校して人材育成事業も展開する予定。地域観光マーケティングの基礎のほか、地域の人々がネットを通じて情報発信をおこなうためのキュレーター育成を目指す。併せて、DMCスタッフが厳選する宿泊施設や食を商品として扱うECサイトも開設予定だ。
くまもとDMCは、熊本県のほか熊本未来創生投資事業有限責任組合、肥後銀行が出資して創設された組織。地域銀行と自治体が出資した日本版DMOは初めてという。