KNT-CT、国内旅行が低調で総取扱額が微減、海外旅行は5%増 -2017年2月実績

KNT-CTホールディングスが発表した2017年2月の総取扱額は、前年比0.2%減の312億955万円となった。海外旅行は5.1%増の105億3453万円、外国人旅行は44.5%増の14億5577万円と前年を上回ったが、国内旅行が5.4%減184億9738万円と伸び悩んだのが影響した。

海外旅行は、学生団体が取扱人数や単価の減少で16.1%減の5億2411万円と2ケタ減になったものの、一般団体がSITや報奨旅行で人数が増加し、7.8%増の17億6280万円と好調。企画旅行も、自社企画のホリデイでハワイ、米国、アジア、欧州、豪州、台湾方面などが好調で、1.3%増の12億681万円と前年を上回った。また、クラブツーリズムはテロの影響を受けていた欧州方面が復調し、フランス、ポルトガル、イタリア、エジプト方面が好調。7.9%増の41億4532万円となった。

国内旅行は、学生団体が7.0%減の24億143万円と下回ったものの、一般団体は企業系コンベンションなどの増加で13.8%増の24億649万円で2ケタ増に。ただし、企画旅行は自主企画のメイトで沖縄、信州方面以外が伸び悩み、12.8%減の41億3318万円と2ケタ減になった。クラブツーリズムも北海道の流氷商品や北陸、関西、沖縄は堅調だったものの、5.0%減の60億8569万円とマイナス推移となった。

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