LCCバニラエアはこのほど、オンライン決済サービスを提供する「Worldpay」とのパートナーシップ締結をおこなった。これにより、バニラエアの利用者は、ダイナースやアメリカンエクスプレス(近日対応予定)、ディスカバー、アリペイ、銀聯カードといった多彩な国際ブランドカードでの決済が可能に。特に、台湾、香港、ベトナム、フィリピンなど、バニラエアが展開中の新興市場で利便性向上が期待される。
Worldpayは各国の大手航空会社80社以上でサービスを提供してきた実績を持つ企業。現在は146か国・126の通貨での決済に対応するほか、300種類以上の決済手段の利用が可能となるのが特徴だ。同時に、充実したサポートや不正利用対策、データ分析やレポ―ティングツールとしての利用価値も高いという。
バニラエアは、LCC8社が設立した「バリューアライアンス」加盟航空会社の乗り継ぎをワンストップで予約・購入・支払いできるよう、エア・ブラック・ボックス社の予約プラットフォームを導入。併せてWorldpayの不正検知ツールも連携し、リアルタイムでの不正防止を実施してきた。拡張性の高い同社の決済サービスを採用することで、さらなる利用者増と売り上げ向上につなげていきたいとしている。