JALは2017年8月、出張経費決済システムを運営する「AirPlus(エアプラス)」と提携した。
これにより、航空会社が共同運営する旅行代金決済ネットワーク「ユニバーサル・エア・トラベルプラン(UATP)」を利用し、カードレスの専用アカウントで精算可能に。出張者は旅行予約後、立て替え払いなしで法人アカウントにて支払うことができるようになる。
また、出張後は一般的な会計システムと連動し、直接データの流し込みにも対応。エアプラスのレポートツール「AirPlus Information Manager」を使ってサプライヤー別のレポートを出力し、出張旅費の分析も可能に。サプライヤーとの交渉力向上にもつなげることができる。さらに海外拠点では外貨精算可能な点も特徴。これらのツールを活用することで、出張経費管理の透明性と業務効率をはかることができる。
AirPlusとJALの連携イメージは以下のとおり。
エアプラスは世界60ヵ国以上・約4万9000社にサービスを提供中。年間取扱額は約1兆8000億円に及んでいる。