ライブ直行のバス車内でアーティストに会える仮想現実(VR)体験、ウィラーとKDDIがサービス開始

高速バスを運行するウィラーとKDDIは、高速バスの移動中にVRコンテンツを提供するサービス「ライブバスVR」を開始する。

ウィラーでは2010年12月から、ライブ・イベント会場への移動手段として、ライブ会場直行バス「ライブバス」の運行を開始。アーティストグッズのプレゼントや限定DVDを放映するなどオリジナル特典を付け、2016年には年間70万人が利用するまでになっている。

今回のライブバスVRではオリジナル特典に加え、KDDIが制作した限定VRコンテンツを車内で体験できるようにした。第1弾ではダンスロックバンド「DISH//(ディッシュ)」が2018年1月1日に開催する単独ライブ「DISH//日本武道館'18元旦単独公演」のツアーバスで実施。VRでは、DISH//メンバーとの雑談やデート、告白などのシーンを体験できるようにした。乗客にはオリジナルハコスコを販売し、購入者は帰宅後も限定VRコンテンツが楽しめるようにしたという。

出発日は2017年12月31日と2018年1月1日で、出発地によって異なる。料金は大阪発の場合、往復で1万9800円。ウィラーでは今後も、他のアーティストのライブバスや高速バスなどで、VRコンテンツの配信などを検討するとしている。


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