ANA、仮想現実(VR)で旅行中の体験を共有できる新サービス、旅行に行けない人とリアルタイム通話も

ANAセールスはこのほど、VR(バーチャルリアリティ:仮想現実)技術を活用した新サービス「ANA VIRTUAL TRIP」を発表した。旅行に行けない人でも、実際の旅行者と一緒に、疑似的な現地体験ができるもの。2017年9月1日より、サービス体験モニターを募集する。

このサービスは、旅行者が専用スマートフォンと360度視野のカメラを利用して現地の画像を撮影する一方で、実際の旅行には同行しない人(VR同行者)が、専用のVRヘッドセット通じて映像を共有する仕組み。映像は3分毎に撮影でき、サーバーに自動でアップロード後にVR同行者に共有される。リアルタイムで両者のビデオ通話も可能だ。

今回の一連のサービスは、ナーブ社の技術を採用。実際の旅行者がに提供する360度カメラは「RICOH THETA」を、VR同行者にはナーブ製のVRヘッドセット「CREWL(クルール)」を貸与する。

バーチャル旅行のイメージは以下のとおり。

ANAセールス:報道資料より

映像共有の仕組みは以下のとおり。

ANAセールス:報道資料より

ANAセールス×ナーブ バーチャルトリップ

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