トライベック・ブランド戦略研究所はこのほど、日本の有力会社242社のウェブサイト価値評価「Web Equity(ウェブ・エクイティ)2017」を発表した。それによると、総合1位は全日空(ANA)で、サイト価値は1009億円との試算に。2位は日本航空(JAL)の923億円、3位はトヨタ自動車の682億円。そのほか旅行・観光業界では、総合19位にJTB(300億円)がランクされた。
ウェブ・エクイティとは、ウェブサイトによって得られる4つの効果(接触効果、好感効果、販売効果、ロイヤルティ効果)を把握し、企業が運営するサイトの事業貢献度を明らかにするプログラム。各社のウェブサイト価値は、アンケート調査と各社の財務データをもとに算出し、事業に対する貢献度に基づいて評価した。アンケート調査はインターネットを通じて2017年6月に実施。回答者は全国の一般消費者で有効回答数は2万1372人。
業種別にみると、運輸・レジャー部門ではANAとJALに続いてヤマト運輸が3位。そのほか、JTB(300億円)、JR東日本(241億円)、エイチ・アイ・エス(HIS、204億円)などと続いている。
運輸・レジャー分野のランキングは以下のとおり。
ウェブサイト価値ランキング(運輸・レジャー分野)
※順位(総合順位):企業・ブランド名/ウェブサイト価値
- 1位(1):全日空(ANA)/100,886
- 2位(2):日本航空(JAL)/92,289
- 3位(16):ヤマト運輸/32,029
- 4位(19):JTB/29,929
- 5位(23):スカイマーク/28,619
- 6位(36):JR東日本/24,108
- 7位(56):H.I.S./20,358
- 8位(63):東京ディズニーリゾート/18,739
- 9位(64):阪急交通社/18,629
- 10位(65):日本郵便/18,461
- 11位(74):JR東海/16,846
- 12位(78):JR西日本/16,472
- 13位(81):佐川急便/14,696
- 14位(82):近畿日本ツーリスト/14,641
- 15位(88):ユニバーサルスタジオジャパン 13,806
- 16位(100):日本旅行/11,728
- 17位(185):サンリオ/5,433
- 18位(201):東京急行電鉄/4,572
総合トップ20は以下のとおり。
ウェブサイト価値ランキング(上位10社)
※順位:企業・ブランド名/ウェブサイト価値(百万円)
- 1位:全日空(ANA)/100,886
- 2位:日本航空(JAL)/92,289
- 3位:トヨタ自動車/68,263
- 4位:パナソニック/66,441
- 5位:NTTドコモ/63,298
- 6位:au/53,770
- 7位:積水ハウス/50,317
- 8位:アップル/49,527
- 9位:ユニクロ/45,877
- 10位:サントリー/44,521