IoT宿泊施設が高速データ通信を無料配布、予約客を対象にプリペイドSIMで宿泊プラン、NTTドコモと提携

&AND HOSTELを運営するand factoryは、NTTドコモとの提携で、訪日外国人旅行者向けプリペイドSIMサービスとタイアップした宿泊プランの発売を開始する。

&AND HOSTELは館内に最先端のIoTデバイスを集めたスマートホステル。スマホやタブレットと連動する高機能のリモコンやスマートキーなどを設置し、宿泊客がIoT体験を楽しめるほか、デバイスメーカーには実証実験やプレゼンの場としても提供。宿泊客の利用・調査データをフィードバックするマーケティング機能も有する。

今回の取り組みは、総務省が訪日外国人旅行者向けのプリペイドSIMの年間発行数を2020年度に200万枚とする目標を踏まえて設定。訪日外国人が、日本到着後のタビナカで観光情報のネット検索や予約をするにはICT環境が欠かせないが、現状はプリペイドSIMの利用が進んでおらず、2016年度の発行数は110.9万枚に留まっていた。

今回の取り組みはまず、上野店から実施。「Booking.com」で同ホステルの予約後をすると、Japan Welcome SIMのクーポンコードを通知する。同コードを使って申し込みをすると、300MBの高速データ通信を提供する仕組みだ。今後は上野店以外でも、順次展開する予定。

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