国土交通省は2017年12月13日から2018年1月31日まで、福岡空港地域で訪日外国人のレンタカー利用者を対象とする事故対策の社会実験をおこなう。福岡空港周辺のレンタカー事業者と連携し、外国人特有の事故危険ポイントと想定される場所を特定。多言語での注意喚起などを実施するもの。
具体的には、大分自動車道で急ブレーキが多発する日田IC~天瀬高塚IC区間、玖珠SA入り口部分で簡易情報版を用いて注意喚起を実施。速度超過事案が多い筑後小郡IC~朝倉ICでは、発話型情報端末を用いた注意喚起を実施。そのほか、危険箇所を明示した注意パンフレットを制作してレンタカー貸し出し時に配布。外国人旅行者の立ち寄りが多い山田SAや玖珠SAにも設置する。
以下は、実証実験で利用される簡易情報版や情報端末のイメージ。
国土交通省では、新千歳空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港、那覇空港を中心とする5地域にて、外国人レンタカー利用者に向けたピンポイント事故対策実験を実施している。