愛犬連れの旅行先探しに苦労している人が約7割に、「ペットと泊まれる宿」は満足度高くリピート意向高く

本田技研工業のグループ会社、ホンダアクセスは、自家用車を保有し、犬を飼っているドライバー1000人に聞いた「愛犬とのお出かけ・ドライブに関する調査2017」の結果を発表した。

このなかで、愛犬とのお出かけについて、「旅行に行くなら、愛犬も連れたい行きたい」の同意が計57.2%と半数以上にのぼった。特に30代が68.4%と多く、若い世代ほど愛犬同伴の旅行を希望している。

人気のお出かけスポットは「大きな公園・牧場」(54.8%)がトップで、「アウトドア(海・山など)」(48.9%)、「ドッグランのある道の駅・サービスエリア」(33.0%)と続く。ただし、「ペット同伴可のお出かけスポットを探すのは大変」については、「そう思う」が69.6%と7割となり、お出かけ先を探すのに苦労していることも明らかになった。

今後、愛犬を連れていきたいスポットでは、「ペットと泊まれるホテル」(28.4%)や「ペットと泊まれる温泉宿・スパリゾート」(30.5%)、「ペットと泊まれるペンション」(26.3%)など。ペットと泊まれる宿泊施設に対するお出かけ意向が高く、愛犬家のお出かけ先として注目が高まっているようだ。

さらに、リピート意向でも「ペットと泊まれる温泉宿・スパリゾート」は77.7%、「ペットと泊まれるホテル」が74.7%と、ペットと泊まれる宿泊施設に対する満足度は高い。また、3位の「犬専用のメニューのあるドッグカフェ・レストラン」も66.1%と高く、愛犬と一緒に食事を楽しめるカフェやレストランの需要も高い結果となった。

ホンダアクセス調査「愛犬のお出かけ・ドライブに関する調査2017」より

なお、苦労しているお出かけスポット探しだが、現在の情報源は「ポータルサイトでの検索結果」(37.8%)が最多。次いで「お出かけ情報・旅行情報サイトの特集ページ(ペットと行ける●●特集など)」(20.8%)、「レジャー施設や宿泊施設の公式HP」(18.9%)。ネット検索を入口に、スポット探しをしている人が多い。

ただし、世代別では、30代は「SNSの書き込み内容」(19.6%)や「レビューサイトの書き込み」(14.8%)、「SNSに投稿された写真」(14.85%)の割合が他の世代よりも高くなっており、SNS投稿やレビューサイトの内容も参考にしている。

ホンダアクセス調査「愛犬のお出かけ・ドライブに関する調査2017」より

調査は2017年9月5日~9月7日までインターネットで実施。自家用車保有し、かつ犬を飼っている30歳~69歳のドライバー(ネットエイジアリサーチのモニター会員)を対象に実施した。


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