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全日空(ANA)はこのほど、アドビシステムズのデジタルマーケティングソリューション「Adobe Experience Cloud」を本格導入した。今後はこれらのサービスを通じてデジタルコンテンツ管理やオンライン広告管理に活用。また、ソリューションの一部で消費者が発信したコメントなどを管理可能なサービス「livefyre」を国内で初めて導入し、公式サイトの最新情報提供ページや公式SNSアカウントページで活用していく。
ANAは2016年に導入したオンライン広告管理サービス「Adobe Media Manager」をそれまで運用していた複数のアドビソリューションと連携。さらに2017年12月、アドビのデジタルコンテンツ管理ホスティングサービス「Adobe Experience Manager Managed Service」を導入することで、モバイルデバイスやトラフィック面での柔軟な運用、高度なパーソナライズにも対応可能に。
これらのデジタルコンテンツ基盤を拡充することで、消費者の日常(タビマエ)から機内での行動(タビナカ)、フライト後(タビアト)にわたる一連の顧客体験(カスタマージャーニー)を対象に、高品質なマーケティングを展開する考え。
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