日本政府観光局(JNTO)によると、2018年1月の訪日外国人数(訪日外客数:推計値)は前年同月比9.0%増の250万2000人。前年同月(229万6000人)よりも20万人以上うわ回るもので、1月として過去最高を記録した。
2018年の訪日外国人数と前年推移は以下のとおり。
市場別の最高は韓国で、1月は前年比28.5%増の80万3800人を記録し、単月最高となった。次いで多い中国は0.3%増の63万2300人、台湾は0.1%減の35万500人、香港は13.5%減の16万500人。昨年は1月だった旧正月休暇が今年は2月に変動した影響で中華圏は伸び悩んだが、これら東アジア4か国・市場で全体の77.8%を占めた。
そのほか、豪州も14.4%増の6万9900人となり、過去最高を記録。台湾、香港、マレーシア、カナダ、英国以外の13市場で1月として過去最高となっている。
JNTOによれば、1月は訪日クルーズや航空路線拡充などに加え、各市場で需要獲得に向けたプロモーションが奏功。それらが相まって訪日外客数全体の堅調な伸びをけん引したとしている。
各市場の詳細は以下のとおり。