星野リゾートは「星のやバリ」の公式サイトで、日本以外の海外市場向けに宿泊と航空券を組み合わせたダイナミックパッケージの提供を開始した。星野リゾートが従来から、ダイナミックパッケージで連携している旅行会社タイムデザインが販売する。
これまでタイムデザインでは、日本国内や日本から海外へ、海外から日本への航空券を用いたダイナミックパッケージのシステムを提供し、星野リゾートも採用してきた。しかし今回、新たに開始する「グローバル・ダイナミックパッケージシステム」は、日本を含まない第三国間移動を可能とする航空券を用いたダイナミックパッケージを提供。LCCを含む国際航空券のなかから選択を可能とし、宿泊と組み合わせて、ユーザーが選択した言語と通貨で予約・購入できるようにした。
対応言語は、現在は英語と日本語だが、今後は多言語展開を推進。また、通貨は米ドルや豪ドルなどの6通貨だが、ホテルやエリアのニーズに応じて拡張可能としている。
これにより星野リゾートでは、星のやバリで海外市場の誘客を強化。タイムデザインの同システムと連携するCRSやチャネルマネージャーを通じ、世界中のホテルへの利用を促進していく方針だ。