日本政府観光局(JNTO)ニューヨーク事務所はこのほど、新たなデジタル観光プロモーションを開始した。バーチャルYouTuber「キズナアイ」を訪日促進アンバサダーに起用して動画コンテンツを展開するほか、ユーザー参加型のイベント等を展開する。
「キズナアイ」は、日本発のバーチャルキャラクター。2016年からYouTuberとして活動をはじめ、YouTubeのチャンネルを通じて動画を発信。公開から1年間でチャンネル登録数は150万人を達成。さらに、ゲーム専門のサブチャンネルも登録者が60万人以上にのぼった。
今回のキャンペーンでは、キズナアイとともに日本観光の魅力を学ぶ動画を公開。関連記事も多数用意し、日本の食からファッション、伝統工芸、技術など様々な角度から訪日旅行の楽しさを訴える。また、特設サイトではクイズ形式のキャンペーンをおこない、一定以上の高得点獲得者のみが応募できる懸賞を用意。
3月14日から17日までは、JNTOニューヨーク事務所が主催する現地イベントでの訪日促進イベント「Japan Week 2018」にも出展し、訪日旅行チケットが当たる福引などをおこなう。
訪日旅行を経験した外国人が、インスタグラムでハッシュタグ「#japantripsenpai」をつけて旅行写真を投稿すると、特設サイト内に自動的にアップロードされる仕組みも提供。世界の訪日外国人の目からみた日本の姿を楽しむことができるようにした。
JNTOニューヨーク事務所では今回の企画について、米国人に訴求力のあるクールジャパンコンテンツ「アニメ」に着目。ミレニアム世代を通じて一般米国人への情報拡散をおこない、米国旅行市場における日本の認知度向上につなげる考え。
特設サイト「Come to JAPAN」