沖縄県本島北部のやんばる国立公園に2018年4月28日、「沖縄石の文化博物館」がオープンする。南都社が運営する、本島最北端の観光施設「大石林山」に新設するもので、沖縄の島々の地史的な成り立ちが学べる博物館となる。
館内には沖縄県内41市町村の各地域を代表する岩石を展示。県内で使用されていた石製の民具なども展示し、先人の知恵を学ぶことができる。また、併設のレストランではハレの日に振る舞われていたアグー豚を使用した、昔ながらの料理を提供する。
一方、博物館の新設に合わせ、大石林山でも新たに「大石林山ガイドツアー」の新ツアーを設定。また、シニア料金の設定や大型駐車場の増設、散策路コースの出口から博物館内のレストランに繋がるスロープ設置など、大石林山全体での施設の充実を図る。