東京メトロ、新興企業との事業共創プログラムで最終審査結果発表、観光向け食アプリなどの5社と実証実験へ

東京メトロは、2017年10月から実施中のオープンイノベーションプログラム「Tokyo Metro ACCELERATOR(東京メトロアクセラレーター)2017」の最終審査通過企業を決定した。スタートアップ企業による新たな事業アイデアをもとに、同社が持つ経営資源との共創を目指すもの。

今回決定した5社とともに、2018年3月から実証実験をおこない、事業展開の可能性を検討していくことになる。最終審査に通過した企業の概要と評価ポイントは以下のとおり。

  • ストーリーアンドカンパニー(http://storyandco.co/)
    • 「共感×体験」のシェアリングサイト「AND STORY」の開発・運営。「人」の魅力にスポットを当てたシェアリングサービス。新規性と東京メトロ沿線への展開によるシナジーの発揮を評価を得た。
  • 日本美食(http://www.japanfoodie.jp/)
    • 観光向けグルメアプリ等を通じて、訪日観光客向けスマホ決済、海外メディア・プロモーションを実施。飲食店予約から決済までに至るサービス展開の可能性に加え、訪日外国人の東京観光における満足度向上への寄与が期待できる。
  • ストリートアカデミー(https://www.street-academy.com/)
    • 教えたい人と学びたい人をリアルにつなぐまなびのマーケット「ストアカ」の企画・運営。日本最大級スキルシェアのコミュニティを展開。東京メトロ関連施設での気軽なまなびによって、朝の通勤時間を楽しくかつ有意義にするという新たな価値の提供につながる。
  • ためま(http://www.tamemap.net/)
    • 地域活動のイベント情報を発信・共有できるアプリ「ためまっぷ」の開発・運営。地域情報のプラットフォーム化というサービスの新規性が高評価にに。また、「地域のつながり創出」の当社沿線への展開可能性も期待される。
  • ビビッドガーデン(https://vivid-garden.co.jp/)
    • 農家から直接オーガニック農作物を購入できるサービス「食べチョク」の企画・運営。小中規模農家と東京の消費者両方の社会課題解決アプローチ や東京メトロの資源活用によるシナジーの発揮が期待される。

詳細は以下特設サイトまで。

Tokyo Metro ACCELERATOR

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