西武グループで、ハワイでホテルやゴルフ場を運営するプリンスリゾーツハワイは、ハワイ島の運営ホテル「ハプナビーチプリンスホテル」のバリューアップについて、詳細を発表した。
すでにプリンスホテルでは同ホテルについて、米国市場の需要獲得を目指してマリオット系「ウェスティンブランド」に加盟し、ホテル名称を「ウェスティンハプナビーチリゾート」とする変更や、約4600万米ドルを投じるバリューアップの実施について発表。ホテル名称の変更時期は2018年2月から5月に替わったが、改装工期は予定通り2017年8月~6月とする。
今回の改装ではロビーから客室、レストラン、ラウンジのほか、ホテルからビーチまでの導線の整備など大規模なもの。ロビーとプールを結ぶ階段を新設し、ビーチからロビーまで流れる導線が印象的なデザインとしたほか、プールにはインフィニティプールを含む大人専用プールも新設する。
また、2018年6月に終了する客室の改装では、客室数を以前の全350室から全249室に縮小し、スイート17室を新設。ビジネスからファミリーまで幅広く対応する。このほか新たにフィットネスセンターの「クロスフィットスタジオ」「ウェスティンワークアウト」や、ハプナスパ、ウェスティンキッズクラブなども設置する。
プリンスホテルでは2017年4月に、オアフ島の「プリンスワイキキ」で大規模なバリューアップ投資を行なったところ、ホテルの評価が上昇。トリップアドバイザーのオアフ島・ホノルルエリアのホテルランキングで、2017年7月から7か月連続で1位となった。今回の改装でも、利用客のさらなる支持向上を図っていく。