三井不動産とブルガリホテルズ&リゾーツは、「ブルガリホテル東京」の開業で合意した。場所は東京駅前に開発予定の超高層複合ビル内で、開業予定は2022年末。ブルガリホテルズにとって、日本初展開となる。
ホテルが入居するのは、「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」で開発中の複合ビルの39階から最上階45階の計7フロア。館内は他のブルガリホテルズ同様に、コンテンポラリーなデザインで洗練されたイタリアン・スタイルを取り入れながら、機能的に優れた空間を演出する。
客室数は計98室で、ツイン/ダブルルームを中心に、スイート、究極のブルガリスイートなど、多彩なタイプを用意。また、ブルガリホテルのアイコン的存在である「イル・バール」「イル・リストランテ」、暖炉のあるラウンジは、いずれもアウトドア・テラスを併設し、屋外スペースのあるボールルームも設置する。このほか、約1500平方メートルある「ブルガリ・スパ」や、フィットネスジム、屋内プール、チャペルも備える。
なお、ブルガリホテルズ&リゾーツは現在、ミラノ、ロンドン、パリ、北京、ドバイで展開。今後は年内に上海、2020年にモスクワ、パリに開業し、東京は9軒目のプロパティとなる。