航空関連情報会社の英OAGはこのほど、スタートアップ支援をおこなうアクセラレーター「Plug and Play」と提携をおこなった。先進的な技術企業に対し、OAGがフライトデータやAPIを提供し、旅行業界における革新的なソリューションの創出につなげるのが目的だ。
OAGの最高製品責任者バイプル・ネイカム(Vipul Nakum)氏は今回の取り組みについて、「新興企業はトラベル業界の活力の源泉になる」と指摘。両社連携のもと、成長と製品開発を積極展開していく考えを示している。
現在、OAGの顧客ネットワークには、大手オンライン旅行会社(OTA)や欧州大手予約エンジン、アジアや中南米、北米の旅行テクノロジー企業などが含まれている。
一方のPlug and Playは米国シリコンバレーを本社として展開し、企業イノベーションサービスやインハウスベンチャーキャピタルを提供することで技術革新に貢献。アジアでは東京やシンガポール、ジャカルタに拠点があり、旅行産業を含む様々な業界に対応している。