からくさホテルズは2019年5月に「からくさホテルプレミア東京銀座」を、同7月に「からくさホテル東京ステーション」を開業する。これにより、同社運営の施設は既存の北海道の1軒、関西の4軒と合わせて合計7軒となる予定。2020 年までに全国で10ホテルをオープンする計画としている。
「からくさホテル」は観光客向け宿泊特化型ホテルとして2016年に開業。インバウンド対応を充実させ、全客室に海外製電化製品対応のユニバーサルコンセントなどを装備している。外国人スタッフや外国語に堪能な日本人スタッフを揃えたほか、プロの通訳とテレビ電話でやりとりすることも可能で、2017年実績では外国人比率が84%に及んだという。
新設する「からくさホテルプレミア東京銀座」は57室の客室を用意。同社の上級クラスの施設として、26平方メートルから43平方メートルの広さのツインルームやダブルルームを中心となるほか、宿泊者専用無料ラウンジも完備した。
一方の「からくさホテル東京ステーション」は、JR東京駅約5分の立地で、全151室を用意。ツインルーム43室のほか、3名まで宿泊可能な部屋が94室を用意。最大6名まで宿泊できるコネクティングルームも40室完備する。