KNT-CTウエブトラベルは、現役プロ棋士・女流棋士と1対1の対局が体験できる宿泊プランを発売した。
数々の将棋のタイトル戦の舞台となった「旬景浪漫 銀波荘」の壺中庵貴賓室「観月」で、対戦するプロ棋士は王将タイトル所持の久保利明氏や藤井聡太七段の師匠である杉本昌隆七段。鈴木環那女流二段、里見咲紀女流初段の女流棋士も参加する。
壺中庵貴賓室「観月」は、名棋士・故大山康晴十五世名人が設計した客室で、これまでに大山氏をはじめ加藤一二三九段や羽生善治竜王などが、数々の名勝負を繰り広げた場所。プラン当日は、対戦棋士は羽織、袴、着物着用で出迎え、タイトル戦で使用されたことのある将棋盤や駒も使用するなど、タイトル戦のような雰囲気での対局ができるという。
このほか、対局後の振り返りである感想戦も行ない、揮毫や写真撮影も可能。設定日は10月と11月の週末計8日で、プランの料金は一人3万4000円~18万3500円。同プランは今年初夏にも実施しており、好評を受けて2回目のプランを企画した。